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  • 執筆者の写真ジュエリー法務相談室

GIA GemFest Tokyo『東アフリカ産の宝石とその地質学的背景』まとめノート(前編)

こんにちは。ジュエリーコーディネーター・弁護士の新田真之介です。


ある日,GIA様よりこんなメールが届きました。



G.G.も持っていないのに参加して大丈夫だろうかとおそるおそるでしたが,勉強は大好きなので,参加してみることにしました。(好きな映画は,ジムキャリー主演の「イエスマン」です。)



※以下では,私の拙いノートと記憶を頼りに起こしたものですので,間違っている場合が(おそらく大変多く)ありますのでご了承ください。





テーマは「東アフリカ産の宝石とその地質学的背景」です。


そもそも東アフリカって??






まあこのあたりですね。このあたりはさまざまな種類の宝石が算出するとのこと。



1 地質学的背景


3つの種類がありますよ。という話は高校の地学で習った記憶が(うっすら)あります。

ちなみに,地質年代の単位として,1Ma=100万年のことだそう。



1-1 プレートテクトニクス



プレート境界とは,新たに岩盤が作られる場所のことをいいます。

地球表面は,十数枚のプレートと呼ばれる岩盤に覆われ,プレートはそれぞれ別べつに移動しています。



1-2 プレート境界と火山の分布


地球にはいろんな造山帯や,大地溝帯があります。



画像出典 http://koharu-home.jp/new2016/nov2016/michiko/newpage1.html




1-3 東アフリカ大地溝帯


東アフリカにも大地溝帯があり,以下のような特徴があります。

・約6000kmつづく谷地形の一部である

・35Maより活動している

・陸上のプレート発散境界である

・東アフリカを東西に引き裂いている

・中央に火山が分布している→地熱発電が盛ん


画像出典

https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E6%BA%9D%E5%B8%AF-156387



・プレートの移動にともなって,大陸は変形・移動している。

・年平均5cm


1-5 超大陸と造山帯

・ロディニアおよびゴンドワナ超大陸がかつてあった

・汎アフリカ造山運動


1-6 東アフリカを特徴づける地質


・クラトン(安定地塊:とても古い  ~800Ma)

・モザンビーク変成帯(古い造山帯 600~500Ma)


つづく(後編は具体的な宝石の話です)



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